ミドリフグと、pH。
さて、始まったばかりのこのブログですが、
今までの事も合わせて書いていきたいと思うので、
しばらくは時系列が前後します( ̄▽ ̄;)
今回はタイトル通りpHの話で、
サバちゃんが我が家にやってきた時の回想になります。
結論から言うと、
おそらくうちのサバちゃんを
救ってくれたのは
『水質をアルカリ性に傾けた事』
だと、未だに思うのです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
ミドリフグは弱アルカリ性の水質を好むし、
サンゴ砂は水質をアルカリ性にする働きがある。
ただ、それだけで足りない場合が
あるような気がしています。
【ここから回想】(長い)
薬味家にやってきた、サバちゃん。
1匹にしては広くて贅沢と(先輩アクアリスト彼氏が)言う、
60cm水槽、外部フィルター、
エアレーション、スタンドライト、
やや茶ゴケの生えた
アンモニア・亜硝酸Na・pH
の値も基準値クリアの立ち上がったお水、
という環境でした(*' ▽'*)
水合わせをしている最中から、
透明な袋の向こうに見える場所を探検したくて
仕方がないように出れる場所を探して、
『出せっ!
こっから出せぇえ!
あそこに行かせろおおおおおお!!!』
=͟͟͞͞(💢◉ ㅁ◉).。oஇ
とばかりに
袋に体当たりしていました(*´ 艸`)
水合わせの後、放流。
置かれた岩に隠れ家がありそうか見たり、
底のサンゴ砂を見たり、上へ行ってみたり、
(水槽の外だから)何故か行けない
楽しそうな隙間に行こうとしたり。
色々と冒険して、
『 出られたと思ったら、
また見えるだけで行けない場所がある!』
(〃◉`н´◉)プンスカ
といった感じでしたꉂ(ˊᗜˋ*)
ただしばらくすると勢いが良すぎて、
テンションが上がってるのか
暴れてるのか、
判断は着きませんでした。
少しして異変は起こりました…。
すみっこのパイプの影に隠れるようにして、
あんなに泳ぎ回ってたのが嘘のように、
ジッとして動いてないのです。
顔を見てみると目が必死で、
口を開けたままエラがせわしない。
私達がひどい腹痛になってる時の、
脂汗を流しながら目を見開いて耐えている状態。
それによく似ていて、
ゼェゼェと呼吸音が聞こえてきそうな
ひどい有り様でした。
アクアリスト初心者である私は対処の方法も分からず、
彼氏に報告して色々と調べながらサバちゃんの様子を見て、
彼の帰宅を待ちました( ._. )
帰宅後、彼氏が各種チェッカーを使うも、
値は異常なし。
彼氏『こいつ、駄目かも知れないなぁ…』
ゆづ『えぇ…何かできる事ないのかな…
見てるだけでもこんなに苦しそうなのに…』
と話しつつ、
熱帯魚には珍しくない事で結局は個体の強さによるから
何しても駄目な時は駄目だし、
何かしなくても持ち直す時には持ち直す、
と諭されても
納得が行かなかったのです。
そこで、
彼氏『重曹入れてみようか』と。
何故重曹??(*' ')??
ナチュラルクリーニングと
とろとろ湯豆腐くらいでしか縁がないぞ??
彼氏『あんまりされてない方法みたいですけど…
重曹はアルカリ性なので、
少しだけ使ってpHを
ちょっとアルカリ性に傾けると、
フグにいい環境になるんです(*' ▽'*)
その為に、
食品用重曹を置いてたんですよ( *´꒳`*)』
確かに台所にはほぼ私のキッチン用品の中、
場違いな程に彼氏の重曹が置かれてました。
少しでも自己体力を上げて欲しかったので、
一も二もなく、よく混ぜて投入!
本当にこんな事で良くなるのかなぁ(←失礼)
と思いながら、
後は祈るような気持ちで
荒い呼吸を見守るだけでした…。
それから
半日後くらいに覗いた時だったでしょうか。
ゼェゼェが治まって、
ふよふよと泳いでいるサバちゃんの姿が…!
Σ(๑°ㅁ°๑)ハッ!
ただ、力はない様子だったのでエサをあげてもいいか、打診。
『連れてきてから1日たったので、少しのアカムシから』
というわけで、初めての家での食事。
嬉しそうに寄ってきて、
おなかを膨らませつつ食べてくれました(*´ 艸`)
そのおなかが膨らんだ姿が
チビドラゴンのようだ( *´꒳`*)
とファンタジー好きの私は思ったのを憶えています笑
幸いこの次の日から、
今のような元気な姿のままで
いてくれています(* ´ ꒳ `* )
水換え担当の彼氏によると、
『 今でも水換えの度に
ほんの少し重曹を入れている』ようです♪
曰く、
『重曹を使う事を紹介しているブログは
見た事があるのは2件くらいと少ないけど、
自分が重曹を使うようになってから、
体感的にオチるフグが
減ったのは確かだよね( *´꒳`*)』
との事。
(※必ず使う事を推奨している訳ではありません)
今でも思い出す度に涙目になって、
今の本人(本魚?)を見て感慨深くなる、
在りし日のサバちゃんの記憶でした( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
(昨日のサバちゃん)
…因みにアニキは、
何かないのか心配になるくらい、
元気にスムーズに慣れてくれました♪ꉂ(ˊᗜˋ*)